日本人ISM

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日本を知らない愛国者

自分の国を愛することや、伝統、歴史に誇りを持つといった当たり前の気持に対し、それは、右翼などといったある一定の特殊な層が持つ、危険な思想である、とした不健全な先入観が、いま、瓦解してきている様だ。
戦後が終わりを告げようとしているのか。
少なくとも、左側より流布された様々な「インテリのインチキ」に対する説得力が弱まっている事は確かと言えるだろう。

日本はすばらしい国である。
世界に向け、多くの面において堂々と誇れる国であり、また日本人は、質的に変化し弱くなったとはいえ、徳性を観れば、いまだに他国人に類を見ない優秀さを堅持していると言えるだろう。

夜中でも、人通りが少ない路地でも、壊されず、明かりを灯す自動販売機。
野菜の無人販売が成立し、なおも置かれた代金が盗まれない。
落し物が届く。
家族を護るための拳銃を部屋に置く必要が無い。
無償で公園や駅前を掃除する人がいる。
多くの外国人が、このような「当たり前」や「普通のこと」に驚嘆し、また、街中に観られる多くの秩序、マナー、礼節、真面目さは羨望に値すると言っている。

身の回りにおいても、「国益」「反日勢力」「国を強くする」などといった、戦後、タブーとして口に出されなかった言葉が、普通に使われ、さらに、愛国者をリーダーにしようとした動きが活発化している。
この流れは、右傾化ではなく単なる正常化なのである。

しかし、日本人の濃度というか、本来の「らしさ」というか、つまり日本人イズムというものは、昔と比べて確実に変質しているとは言えまいか。

 

韓国や中国の事を侮辱する事が愛国心の表れなのだろうか?

道に外れてしまった人間を法で容易く排除するような国だったか?

ヤクザから取り上げた賭博を合法化して国の富に繋げようとするような国だったか?

子供たちが憧れるスポーツを博打の対象にするような国だったか?

誰にも迷惑をかけていないからといって体を売買するような精神レベルだったか?

自分に優しく他人に厳しい人がこんなにいただろうか?

損得でしか考えられない人がこんなにいたか?

耳は聞こえなくなったのか?

目は見えなくなったのか?

違うだろう。

頭を使わない人が、あまりにも増えすぎたのだ。

 

年収300万円以下の人は、ほとんど本を読まないという。
インテリジェンスの方向性の問題はあるし、営利目的のみで出版される最近の書籍の内容の薄さも問題だが、にしても、考えていない人があまりにも多すぎる。

日本人は、そもそも天才だった。
勉強が出来なくても、人として大きくなる術を見つけて世に秀でた人は大勢いた。なのに、今の日本人は、生まれてから死ぬまでの決められた時間をナメているとしか思えない。

この原因はアメリカによる戦後政策にある!と言うが、本当にそうなのか?

ただ単に堕落しただけではないのだろうか。

何かについて深く考える、という行為が少なすぎる。

大勢が同意している意見が正しいと思っている。

もっとすごいのは、テレビが発信したことをすぐに話題にし、論じる中心に置いて反駁したり肯定したりするから、もっと大切なことに気づかない。

リモコンでテレビを操作しているその人の脳が、テレビに操作されていると気づかないのだ。

 

卒業した学校名で知力が計れるとした錯覚に気づかず、あるいは持っている車の車種、自宅の坪数を見て幸不幸を想像しているだけの今の日本人が、本来の知力、すなわち人道的インテリジェンスの価値を覚えてロジカルな形而上学的思考を身に着けたならば、それこそ世界最強の人種となるだろう。だが、それは容易いことなのだ。単に、自分たちの国の過去を訪ねればいいだけなのだから。

日本人が、日本を知れば、世界は変わるに違いない。

 

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