勤勉質素を美徳としてきた日本人は、1万円を何の努力もなく2万円、3万円にする稼ぎ方は良くないとしてきました。
その考え方は、日本人の伝統であり文化にもつながることなので、他の国の人の考え方と違っても、それを守ろうとする。それが保守ですね。コツコツと汗水流して働いて、贅沢をせずに、家族を守り、仕事に誇りをもつ。その考え方が戦後の高度成長の原動力になったのです。

戦後の焼け野原の中、国民が博打ばかりしていたら日本はどうなったでしょう?

勤勉質素。まあ、そこまで極端にしなくても、博打を公にすることに倫理も徳性も感じられません。

しかも、博打は昔からヤクザの仕事だったのです。

日の当たらないところで、ひっそりと、背徳感を自覚しつつ、そこにあるリスクも承知で博打打ちは博打をシノギにしていました。

博打は、開帳した人の罪が一番重いです。

だから、胴元は儲かるのですが、博打を合法化し、その胴元に国がらみで関与するであろう法案を、一部自民党の政治家が、誰に頼まれたのか反対を無視して強引に国会を通しました。カジノ法案がだめならIR法案で、という訳の分からない帳尻合わせまでして成立させたのです。

博打は、ある意味、日本の裏社会の伝統文化であり、もちろん賭場を開けば捕まりますが、外国のカジノと違って、悪いことと分かっている人がリスクを承知で行う隠れた娯楽だったのです。自分の子どもに、博打をやれと言えますか?

建設から誘致、商業施設、テナントの誘致、運営が始まれば、たくさんの団体、監督協会などが山ほど作られるのでしょう。IR法案は、利権の宝庫です。

推進した政治家には、失敗したら死んでほしいくらいの気持ちがあって当然と思います。が、この法案、誰が推進したか、わかりますか?

皆さんには、推進チームの名前を挙げて、選挙区に行って戦ってほしいと思っています。

 

ちなみにサッカーくじというものがありますが、サッカーくじも賭け事、すなわち形式は違えども博打に変わりはありません。しかも、驚くことに、この博打を推進したのは文部科学省なのです。

スポーツ振興くじ、という名称ですが、子供の健全教育を担う潔癖な省庁であるべき文部科学省が、子供たちの憧れのスポーツを博打にしてしまうとは・・・、本当に、日本の官僚機構、政治家は、恥を知らないんですね。

ということで、こちら側からは反IR法案の意見を出しましたが、あなたはどう思っていましたか?

一真会の考えとしては、各自治体が施設建設を拒否するべきと思っています。

国が決めたことでも、自治体が反対すれば施行は難しいのではないかと。

加えて、このような破天荒な法案を作った議員は、失敗した場合や、何か新たな問題が起きてしまった場合には責任をとるべきだと思います。

みなさんはどう、お考えでしょうか?

議員立候補支援プログラムに参加したいとお考えの方は、申込フォームにまとめて意見を書けますので、考えや意見などを添えてフォームよりお申込みください。