沈みゆく日本

日本人の弛緩

アジアで唯一、ヨーロッパ諸国の植民地にならなかった日本だが、それは当然の事なのかもしれない。資源のない、狭い領土に、恐ろしく強い武士がはびこり、正義を美徳とする普通の人々が贅沢を無徳と考え、質素に暮らすことを当たり前の満足としている民の地に、血を流してでも入り込もうとは思わないだろう。が、ではなぜ欧米の帝国主義国家は幕末あたりに急に日本を狙ったのか。それは、日本に、帝国主義各国が保有する金塊をかき集めても届かないほど多くの金塊が眠っているということが、バレたからである。

 

 

江戸時代、ヨーロッパの銀行家は、日本に民主主義と資本主義をセットで植え付け、ヨーロッパ式の銀行制度をねじり込むためにアメリカを使って侵略したが、その意図の背景には、同時に、日本が保有する金塊の輝きを奪う事にあった。

以降、欧米に膨大な量の金塊をカツアゲ(金より銀の方が価値があると騙されて取り換えさせられたり)され、相当目減りしただろうが、タングステンに金メッキを施しただけのニセ金塊を本物として計上しているアメリカやイギリスが所有している金塊とは違い、日本の金塊は本物であり、保有量もいまだに世界一位である。このことは、日本人が真剣に世界平和を考えたならば実現可能であるということを裏付けていると捉えられるだろうし、相変わらず狙われているともとれるだろう。日本は、戦争利権で巨万の富を得ているアメリカの背後の似非ユダヤ系悪魔らにとって都合のいい稼ぎ頭となってアメリカ経済を支えているが、遺伝子的に考えても、属国として飼いならした日本がいつ邪魔な存在(反戦や世界平和活動などを行う)に変身するか不安なのである。日本は、強すぎるが故に、悪にとってはいまだに敵国なのだ。   (http://d.hatena.ne.jp/nk2nk2/20120511)

 

 

開国を決意した、日本人という、体の小さな後進国の民は、数年で教育制度を整え、西洋式の学問をあっという間に習得し、強国と渡り合えるほどの武力を即座に整えた。

それに驚いた大英帝国などは、日本の武力を試すがごとく清との戦いを煽ったが、圧勝したばかりか、その勢いで、世界中が恐れるロシアをも倒してしまう。

第一次世界大戦では、英国の同盟国という立場により、傷を負うこともなく大金を手に入れた。

第一次世界大戦で疲弊したヨーロッパは、地球という土俵に残ったのは、西の横綱であるアメリカと、ほんの数十年で東の横綱になった日本であると認めざるを得なくなってしまったのだ。

 

3R・5D・3S+

そもそも、軽く日本を経済侵略し、軽く通貨制度を握り、軽く金塊を巻き上げる目的だった当時の列強は、頭から大きなタライを落とされたようなショックを受けてしまった。

「これは、横綱戦で決着をつけるしかない!」(米英)

好景気に浮かれた日本人は、持ち前のお人好し感覚と、そうはいっても先進国の仲間入りをして間もない田舎者の思考に取りつかれたまま、自惚れ、してはいけない戦争に突入する。

ほぼ世界VS日本という、あまりにも無謀な状況に立たされても戦い続けたが、西の横綱があまりにも卑怯な手を使って一般市民を殺戮するため、負けは認めぬが、日本人がこの世からいなくなってしまっては本末転倒であるとして、「終戦」を決意。然るのち、戦勝国が連合を作り、それまでなかった国際法と、それまでなかった条項により、戦争犯罪という冤罪がでっち上げられ、日本のリーダーが多数処刑されたり、政治、宮廷、財閥など、官僚機構以外の主たる組織が解体(官僚は残して使った方が都合が良い)されたりしたが、この戦争で一番苦労したアメリカは、なによりもこの獰猛な化け物が二度と牙をむかぬよう、決して立ち直らぬようにと、日本の牙を引き抜く計画を立てることに集中した。

卑怯者は、卑怯な手段を使った分、仕返しを怖がるものである。が、牙の無いトラは怖くない。知日家であるGHQのガーディナー参事官は、日本を弱体化させる方策として見事、3R・5D・3Sと呼ばれる方針を作り上げ、咬まれぬようにと、つまり日本人に知られないように、実施した。

【3R】
(Revenge―復讐、Reform―改組、Revive―復活)

重点的施策としての【5D】
(Disarmament―武装解除、Demilitalization―軍国主義排除、Disindustrialization―工業生産力破壊、Decentralization―中心勢力解体、Democratization―民主化)

そして補助政策としての【3S】
(Screenー映画やテレビ、Sportースポーツ、SEX-性産業や歪んだ性知識)

これにより、日本人の内面は変質し、生き方や価値観が変わり、恐ろしいほど愚かで無知な人間を量産し始めたのであった。

高度経済成長という自然な成長に合わせて、マイホームやマイカーとマイベイビーをセットで揃える(歳をとったらゴルフとか、奥さんを怖がるとか)のが普通であるとの洗脳は、更に消費型の経済を成長させ(奥さんを怖がるは関係ない)、精神教育には無縁だった親による、ただの黄色人が量産された。今の子供世代が三世代目となるか。今や、日本精神、や、日本魂、などと口に出そうものなら女にもモテなくなる時代である。バカは自分がバカであることに気づかないからバカなのだが、自分の精神性の高低に関しては聖人君主でさえも間違える。知の方向性を決めるのに数に頼る、あるいは多数を信じるとした愚考も、同時に日本に蔓延した。

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