国民の自由を完全に奪って行われた戦争が終結すると、日本は、「自由」という思想を法で守るように定めたため、一部、調子に乗った日本人は、過剰な形で自由を使い、不自由な世の中を作りました。

言論の自由=あいつはトイレの後ケツを拭きません!

表現の自由=クソエロい雑誌をコンビニの人目につくとこに置いてもオッケー!

信仰の自由=人類は間違った方向に進んでしまったから神に代わって全員殺しましょう!

集会の自由=関東連合やCRS連合、PIERO、極悪、BLACK卍EMPERORなどの暴走族を多数輩出・・・ウソです。

結社の自由=まあ、ダメと言われてたものが良くなっただけかな。

そして、それまで禁止されていた西洋の学問も大きく開かれ、新しい知性の潮流が国内を循環したのです。

心理学とは、行動を観察してその人の「心」の「理」を学ぶ学問ですが、これも、戦後、大いに流行しました。

行動や認知を客観的に観察しようとしたものと、内面に於ける経験則を理論的に配置したものとがありますが、簡単に言えば、「あいつソワソワしてるけど、便所に行きたいんじゃね^^」といった行動主義的なものと、「いや、あれは何か隠し事してるんだよ。俺もこの前、お前のカセット盗んだ時、お前がず~っと近くにいたから、焦ってあんな感じになったもん」といった、自己の内的経験値を基準にした考え方があるとされますが、この際、どうでもいいっしょ。

 

しかし、心理学、つまりこの心の学問を外すわけにはいきません。

よって、例のごとく、知識→創造→実例という形式つまり話の筋道を科学的に証明するために、心理学を利用しようと思います。