(画像はHUFFPOST https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/20/abe-vs-ishiba_a_23533199/)

 

2018年09月20日。安倍晋三首相と石破茂元幹事長の一騎打ちにより行われた、日本の総理大臣を決定する自民党総裁選挙は、ほとんどの派閥の支持を受けた安倍首相が過半数を獲得して勝利した。石破氏は民意に近い地方票を多く獲得し、一方の安倍首相は権力寄りの保身感が強い国会議員票を集めたことが特徴だが、このことは議会制民主主義というものに対する脆弱性と、いつまでも成熟しない民意、権力の風を読む国会議員の幼稚な内証がまたもや露になったととれるだろう。党本部で記者団に「石破さんに入れます」と言った小泉進次郎・筆頭副幹事長のわざとらしさと、「私は父と同じく軍産の傀儡なので言うことを聞かなくなった安倍は支持しません」という腹の底が透けて見えたことが気に障ったが、政治とはそういうものである。

安倍総理は、絵に描いた下手な饅頭のような経済政策と、戦後、誰もなし得なかった憲法改正をこれからしっかり頑張るそうだが、それは最初の総裁選の時から言ってきたことである。出来なかったことを、さも、これから取り組むことのように言うところはさすがである。

さて、これから日本は、またもや、知恵の無い野党の揚げ足取りに国会での貴重な時間を潰されつつ、そのどさくさに紛れて、国会議員じゃないのに国会議員と同じかそれ以上の権力を与えられた有識者(諮問会議)と自民党が共に、国民の健康、経済、財産、そしてこれからは命に対しても不利益になる法案を短時間強行採決していくのだろう。

安倍総理がこのまま任期を全うする場合、途中で、アメリカのバブル崩壊を起因としたドル債権経済システムの破綻という超難問が待っている。

トランプは、「安倍よ、アメリカから離れて日豪アジア太平洋経済区域の発展に注力しろ。でないと、これから多極化する覇権体制において、日本は準覇権国どころかただの貧しい島国になってしまうぞ」と助言しているが、演技で良いから強い姿勢を示さなければならない地域覇権国中国に「日本は中国と構える気なんかありませんからぁ・・・」と良い顔をして、新覇権国ロシアには的外れの外交をして困らせ(困るというのは、ロシアは日本の力になろうとしているのに日本がバカなので理解できていない)、6か国協議では唯一、日本だけが北朝鮮と話もしていない。

いじめや仲間外れが嫌いな日本だが、その気持ちの弱さが孤立を招いているとは気づかないようである。

勉強はできるが人の道を知らないエリートたちは、大人しい自国民を奴隷的に支配して喜びを覚えつつ生産からの搾取のみ考えているが、弱くなりすぎた日本という小舟は、次に沈んだらもう浮かんでこれないということに少しでも危機感を覚えてほしい。金が無くなった日本人に魅力はない。キャバクラ嬢は官僚が使う接待交際費が好きなのであって官僚であるあなたのことを好きなわけではないということにも気づいた方が良いのだが・・・。