君たちは、なぜ、学校に通っているのですか?

そんなに勉強が好きなのですか?

勉強が嫌い?じゃあ、なんで学校に通うんですか?

ちゃんと学校に行って、嫌いでも勉強をして、いい高校に進学して、大学に行って、社会人になるため?

そうかもしれない。人間は、たとえば教育制度が行き届いていないような国でも、仕事をしないと生活が出来ないからね!

つまり人間は、どこの国でも仕事によって生活が成立ち、あるいは生活の質が左右されるんだよね!?

じゃあ、なんで学校では、仕事のことを教えないの?

 

社会のことは社会科で習っているかもしれないけど、社会科で社会を習っても、実際に社会に出た時には役に立たないよ?

調理師になりたいとして、高校や大学に行かずに調理師学校に行って調理のことを学ぶ人はいる。その場合、学んだことが仕事の役に立つけれども、中学生が今、勉強している内容は何の役立つの?

不思議だよね。どんな会社に就職しても、就職した途端、それまで習った事柄ではなく会社で行う仕事について、一から教えてもらい、社会人としての生活が始まるんだよね。

ほんと、なんのために勉強して、先生の言うことを聞いて、時間割通りに生活して、校則を守って、部活をしている子もいるだろうけど、夜になったら家に帰って、また、勉強をする。しかも、それを学んだからと言って、いつ、どんな時に役に立つのか分からない事を全て頭に入れようと頑張るんだ。偉いね!中学生!

でも、ふりだしに戻るけど、それはなぜなんですか・・・?

答えを教えてあげよう。

それは、君以外の人、例えば国とか、地方自治体とか、会社とか、そういった「人を雇う機関」が人材を探すときに必要となるデータ、つまりこの人はどんな人かということを簡単に知るためのデータを見てもらうときのための、「自分に関すること」を、データとして作り上げるために学校に行っているんだ。

君が学校でおこなったことの結果は成績表に書かれるよね。

それは、だれもがしたくない勉強をする、という条件のもと、どれくらい頑張る人なのか、あるいは勉強が好きな人なのか、先生の言うことを聞く人なのか、あるいは勉強なんか嫌いだからと言って勉強をしない人なのか等を、君ではなくて君のことを判断する人が分かりやすいように書いたものなのです。なので成績表というものは、君に渡すけれども、それを見るのは君を受け入れるかどうかを決める人(会社など)であり、君の素行を学校が資料にするのも、君を受け入れるかどうかを判断する人のために行うことなんだ。

学生の期間というものは、あらゆる結果をデータ化するためにあるということになる。

まとめると、君たち学生は、結果として自分がどうなるかとした原因を、学校で作っているということです。