日本は三権分立しているらしい。

三権のうち、特にというか、極端に優秀な人材が目指す場所が行政機関であり、選挙の必要が無く実力で上に上がれる高級官僚(キャリア)になることが、おおかた、多くの優秀な人たちの目標となっている。上位国立大学を卒業し、国家Ⅰ種試験か総合職試験に合格したキャリア官僚の頭脳は、天下りしてやっと元が取れる位の働きをするのだろう。例え、国が潰れても。

戦後、日本を統治したアメリカは、占領政策として宮廷、財閥、政体、結社、そして軍を解体したが、官僚機構だけはそのままにした。

そのままにされた官僚機構には、超優秀な人材が集められ、しかし簡単には出世できず、出世したとしても上席に行けば行くほど道が狭くなり、中年の頃には、ほとんどの天才が同僚を立てて身を引かなければならなくなる。これこそ、修羅の道である。出世の途中、アメリカから、甘い蜜と、奈落の底へと向かう切符を提示され、どちらが欲しいかと聞かれれば、甘い方に飛びついて当たり前なのであろう。アメリカは、番長のわりに頭も良い。

国権の最高機関は国会であり、唯一の立法機関である。内閣は行政府の長であり、立法権は無いが発案権がある。議員立法しかないアメリカの発案でつくられた日本の機関組織だが、議院内閣制において選出された国会議員が内閣を組織し、しかしその内閣は行政府であるが故に議会をコントロールする権利が無い。内閣は、法案を提示するが、政党の長でもある内閣の長の意見に対しては、同じ政党の議員が味方するのは当然である。対して同じ政党の議員が作る法律を、同じ政党の長が否定することも不自然だ。よって、ここに数の原理が現れるのだが、いずれにせよ国権の最高機関は国会である。然るにその国会議員は、大卒や院卒である必要が無く、国家Ⅰ種試験や総合職試験に受かる必要もなく、ただ選挙に当選すればなれるのだ。議員という「職業」は、いまや哲学も気概も志もない欲のみの人でも恥ずかしくなくなれるということで注目を浴びるのだが、そのため日本の政界は衆愚政治に陥った。

選挙の方法も、落選した人が返り咲いて当選できるシステムになっている。つまり、選ばれていないのに選ばれた顔ができるのだ。これも面白い。

日本の政治システム。選挙システム。その他もろもろ、変な部分が多いので、批判的な眼差しを向けると腹が立つが、良いように考えれば利用価値がある。あなたも、高い歳費を得て、権力も得て、しかしかなりやりたい放題の政治家になるのだ。それを支援するこのプログラムに、価値を感じて当然のことだろう。もちろん、誰でもいいから応援するというわけではないのだが。

そこで、本プロジェクトを利用するための費用を下に提示する。

 

実費分

※ 選挙に出るには、一般(指定都市ではない)の市議会議員の場合、総務省に30万円。政令都市議会議員の場合50万円の供託金がかかります。(返却されますが、票が少なすぎると返ってきません)

※ 選挙時にはポスターの制作や選挙カーの用意、選挙事務所の確保が必要になりますが、極力予算を押さえれば、驚くほどの金額はかかりません。

詳しくは選挙費用についてのページをお読みください。

 

議員立候補者当選支援プロジェクトにかかる費用は以下の通りになります。

 

お申込み時に必要な費用

  • 議員立候補者当選支援プロジェクト参加費用 10万円←最初はこれだけです。

※ 知名度アップのためにポータルサイトISMに掲載するブログ(もしくはRSSの設置)の制作費程度です。

※ ブログ機能付きホームページは、もちろん一般公開もされます。

※ ブログ機能付きホームページは、自分で更新作業ができるタイプです。

※ 一つの選挙区に複数人の支援者がいる場合、公平に応援いたします。

 

お申込みが終わった翌月から別途かかる費用

  • 議員支援プロジェクト月会費   月/1万円←申し込みの翌月から発生します。

 

 

その他

例えば広告の量を増やしたいときや、選挙の応援を行うとき、上記以外の何らかの業務が発生したときには協議の上、実費をいただきます。

 

※ 選挙区に於ける本プロジェクト利用者の倍率により増額する場合がございます。

※ 解約する場合でも、解約費用等は発生いたしません。

※ 費用がかかる場合は、その都度、互いに協議したいと思っております。

※ 寄付等は、喜んで受け付けます。

 

ところで・・・なぜ、こんなに安いのか?

それは、一真会の主たる目標がここに無いからです。

国は、国権と民権のバランスが崩れたとき、崩壊します。

一真会は、民意の醸成、啓蒙、そして国家権力が強くなりすぎることを防ぐような活動を目指しておりますが、今の時代になって、国家権力を弱体化させる方法など見当たりません。よって、真摯に議員活動をする同志を増やしたいのです。もちろん、「同志はイヤ!」という人に強制は致しませんが^^